身内に糖尿病患者がいない場合、糖尿病になる原因にあげられるものには、肥満、食生活、ストレス、運動などがあります。
見た目だけの肥満ではなく、かくれ肥満も同じです。
肥満として考えると、その他の食生活、ストレス、運動の全てが起因しているのでしょう。
1つ1つ取り上げて、まず食生活で考えてみましょう。
この食生活での原因は一目瞭然ですね。
食の欧米化によるものです。
高カロリーのものを好んで食べ、食べたいだけ食べる。
これでは血糖値を下げる役割をしているインスリンの分泌も追いつけなくなります。
ほとんど運動をしない。
これは今の大人にも子供にも言えることです。
空腹時や運動時に下がる血糖値も、これではなかなか下がりません。
ストレスにより、インスリンの分泌が正常に行われなくなる。
このストレスには、自分自身でストレス解消法を見つけていくしかありません。
大人ではかなり当てはまる人も多いと思います。
そして、糖尿病の子供を増やしているのは、間違いなく親なのです。
テレビで子供の肥満や糖尿病の特集をしていると胸が痛くなります。
食べることが大好きで、我慢させると泣いて可哀相だなどと言い、好きな食べ物をたらふく食べさせている親が招いた病気でしょう。
この子供が大人になった時、「糖尿病になっても、好きなものをたくさん食べさせてくれてありがとう」なんて言ってくれると思いますか?
糖尿病になって一生治療を続けなくてはならなくても、それまでたくさん好きなものが食べられたから良いと思いますか?
泣かれても我慢をさせ、健康な大人になってくれることが大切なのです。