糖尿病の治療法はどのようなものでしょう。
糖尿病は高血糖の状態が続いてしまうものですから、血糖値を下げること、血糖値を正常値に近づけることが治療となります。
どの治療法も耳にしたことがある人が多いと思います。
食事療法、運動療法、薬物治療などです。
知人の兄弟が糖尿病にかかった時も、まず病院に親御さんが呼ばれて、食事療法について詳しい説明を受けたと聞きました。
食事療法は、食事の量、カロリー、糖質などに注意して、高血糖にならないようにコントロールするものです。
運動療法も運動不足で高血糖にならないように、適度な運動で血糖値を正常値に近づけることです。
薬物治療もテレビなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
血糖値を下げるための飲み薬(経口血統降下薬)を服用する必要があり、インスリン注射でインスリンの分泌を助ける必要もあります。
飲み薬も注射も毎日毎日欠かさず一生続けなければいけません。
続けることをやめてしまったら取り返しのつかないことになってしまうからです。
そして薬物療法では、どちらも薬や注射の効果により低血糖になってしまうこともあります。
よくテレビで目にしませんか?
糖尿病の治療をしているのに、角砂糖などの糖質をとってコントロールしている患者さんを。
常に高血糖の状態を防ぐために血糖値を下げ、それにより低血糖になってしまうこともあるのです。
糖尿病は人によって症状も治療法も様々でしょうが、一度かかってしまうと常に自分の体と生活に注意しながら一生を過ごさなくてはいけなくなるのです。