糖尿病の他にも、高血糖の時に疑われる病気があります。
クッシング症候群や甲状腺機能亢進症など、他にも色々ありますが、クッシング症候群も甲状腺機能亢進症もホルモン分泌の異常による病気です。
どちらも糖尿病の症状に似たような症状もあり、高血糖により同じような症状も出るのでしょう。
低血糖でも疑われる病気があります。
いずれも簡単に治るような病気ではなく、血糖値を上げたり下げたりするだけではなく、他の治療も必要になります。
普段から健康診断を受けるように心がけ、体調が悪い時には血液検査も進んで受けることが大切です。
また、糖尿病で歯が弱くなることもあり、予想もつかない箇所から症状が出てくることもあります。
最近体調が悪いと思いつつ、受診を先延ばしにしないことが第一です。
早期に気付くことができれば、医者から適切な指導を受け、大事に至らずに済むことが多いのです。
自分の生活習慣を見直して改善しなければいけない点がある場合、「まだ大丈夫」、「明日からやればいい」、「そのうち変えよう」などと安易に考えず、今すぐ実行することです。
毎日の積み重ねで変えてしまった自分の体を、毎日こつこつと元に戻していかなければなりません。
自分一人ではなく、家族にとっても大きな問題になるのですから。
まずは検診に行ってみようと思われた人がいたら、今すぐに予約を取ることから始めることが大切です。
その1つの行動で病気が防げることになるかもしれません。